SDGsと採用の関係:応募者の増加に期待大?
最近、SDGsについてよく耳にするようになりました。
「SDGsってよく聞くけどなんだろう」
「企業で取り組んでいるけど何に取り組んでいるのかあまりわかっていない」
SDGsは企業が取り組み目標として掲げることも多いですが、採用活動にも重要な役割を果たしている場合があります。
今回は、SDGsと採用の関係について解説します。
SDGsとは
SDGsとは、「2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標」のことです。2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択されました。17のゴール・169のターゲットから構成されています。
参考:外務省
就活生はSDGsを重視している?
24卒就活生への調査によると、就職先企業を選ぶうえで重視する点について、「給与・待遇の良さ」や「職場の雰囲気の良さ」などを半数以上の就活生が選んでおり上位にあがっています。
一方で「SDGsに対する姿勢や取り組み」を重視している割合は19.1%となっており、上位に比べると重視している割合はやや低くなります。しかし、約5人に1人の割合でSDGsへの取り組みを重視していることがわかります。
また、SDGsに対する姿勢や取り組みを重視すると回答した人にその理由を聞いたところ、「将来性のある企業だと判断できる」「企業イメージが良く、親しみが持てる」という回答が上位にあがっています。
参考:「24卒就活生のSDGsに関する意識調査」株式会社IDEATECH(リサピー®︎)(2022年)
SDGsに取り組むメリット
企業イメージの向上
先述したように、SDGsに取り組んでいる企業に対して好印象をもつ就活生が多いです。そのため、SDGsへの取り組みをホームページや採用サイトなどで積極的に発信すると、企業イメージの向上を図ることができます。
志望者の増加
企業イメージの向上により、志望者が増える可能性があります。また、SDGsに関心の高い層の獲得にもつながります。
従業員のモチベーション向上
SDGsに取り組むことは、結果として職場環境の改善につながります。そのため、従業員のモチベーションや満足度が上がり、離職を防ぐことができます。
SDGsと採用の関係
SDGsの17の目標のうち、採用に関係すると考えられるのは次の5つです。それぞれ解説します。
まとめ
SDGsに取り組み、情報発信を効果的に行うことで、志望者の増加や企業イメージの向上を図ることができ、職場環境の改善にもつながります。採用活動に大きなメリットを与えるSDGsに積極的に取り組んでみてはいかがでしょうか。
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