24卒就活解禁!採用ブランディングを考えよう【後編】

採用ブランディングについて基本的なことをおさらいする前編では、概要と、そのメリット・デメリットについて紹介しました。
では、採用ブランディングはどのような方法で進めていけばいいのでしょうか。
後編(本記事)では、採用ブランディングについて、手順や方法など、さらに掘り下げていきましょう。

採用ブランディングとその手順

採用ブランディングとは、マーケティング施策の一つです。
自社のブランド価値や魅力を高め、優秀な人材を獲得することを目的としています。
一般的なブランディングの手順は、次のような5つのステップに沿って実施されます。

1. 自社の分析

まず、自社が持つ強みや弱みを客観的に把握するのが、採用ブランディングの第一歩です。自社の商品やサービス、会社のビジョンや理念を分析して、自社の特徴を整理します。

2. ターゲットの明確化

次に、ターゲットを決めます。これは、どのような人材を採用したいか、どのような人材が自社に合うかを設定してその層にマッチしたブランディングを展開するための準備です。

3. コンセプトの決定

求職者にアピールするためのコンセプトを決定します。自社の強みやターゲット像を踏まえたうえで、ふさわしいメッセージを設定します。

4. 方法の選定と実行

採用ブランディングについて具体的な方法を選定し、実行します。採用サイトやSNSを活用した広報活動、求職者と積極的にコミュニケーションをとれるリアルイベントを開催するといった方法があります。

5. 見直し

採用ブランディングは、継続した運用が必要です。成果を評価して見直しを行うことが重要です。求職者からのフィードバックや、採用プロセスのデータ分析を基に、改善点を把握して次の採用ブランディングに活かします。
見直し、修正を繰り返すことで、自社の現在の姿にマッチした人材に向け、効果的な採用ブランディングを展開できるようになるでしょう。

採用ブランディングの方法

採用ブランディングの具体的な手法については、リアルイベントの開催、SNSやサイトの整備および発信といった方法が挙げられます。

採用サイトを充実させる

採用サイトは多くの求職者が訪れる場所なので、採用サイトに掲載している企業情報をさらに充実させるのは、採用ブランディングの方法として非常に有効です。フォーマットに制限がなく、自由に自社の魅力を伝えることができます。
求職者は採用サイトを通して、企業の歴史や理念、そして採用ポリシー、福利厚生といった情報を知り、企業への興味・関心を高めることができるでしょう。魅力をアピールできるようなメッセージを、サイトに記載していきましょう。

イベントを開催する

説明会やセミナーといったイベントを開催することで、企業の魅力をアピールするのも採用ブランディングと言えます。
求職者をはじめとした参加者は、直接企業の代表者や現場の社員と話すことができ、企業の雰囲気や社風を体感することができます。

SNSを活用する

TwitterやInstagram、Facebookといった媒体を使って自社の魅力をアピールする施策も、よく講じられています。
SNSは気軽に情報発信ができ、拡散効果があるため、求職者の潜在層にアプローチすることができます。また、職場のリアルな雰囲気を発信することで、企業の理解度を上げることもできます。
コメントやダイレクトメッセージ機能を使って、求職者とリアルタイムでのコミュニケーションを取ることも可能です。

採用のオンライン化と採用ブランディング

採用のオンライン化によって、採用ブランディングはより重要視されるようになりました。SNSやインターネットで企業の情報を気軽に入手できるようになり、企業のイメージ構築が採用活動に大きくかかわるためです。

採用のオンライン化は、企業と求職者双方にメリットをもたらします。求職者にとっては、面接や試験といったプロセスをオンライン上で実施することで、移動にかかる時間や費用といった負担を軽減できるという利点があります。
企業にとっては、より広範な求職者に向けて募集をかける、すなわち応募者数を増やす可能性を高められるというメリットがあります。

求職者とのやり取りがオンラインで完結する場合、採用ブランディングにおける情報発信も、オンライン上で行っていかなければなりません。例えば、職場の環境や、社員が実際に働いている様子を収めた動画コンテンツを発信したり、オンライン採用イベントを開催したりするなど、求職者が企業に対するイメージを構築できるような施策が求められます。

採用のオンライン化に合わせて、採用ブランディングの方法も変えていく必要があるのです。

まとめ

採用ブランディングは、各企業によってふさわしいやり方が異なります。
一般的な手法をおさえつつも、自社に合ったやり方を模索して構築していく姿勢が重要です。まずは、自社の強みを把握してそれを最大限効果的にアピールする方法を、展開していきましょう。

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