採用パンフレット対決!写真とイラストどちらがいい?
採用パンフレットを制作するにあたって、どのようなデザインがいいのだろうかと検討することが多いと思います。その中でも、写真を使うのがいいのか、イラストを使うのがいいのか迷うことはありませんか?
今回は、採用パンフレットで使用する際の写真やイラストの特徴と効果を解説します。
写真とイラストで与える印象の違い
写真とイラストの大きな違いは、リアルかそうでないかといった点です。
写真はリアルをそのまま映し出すため、伝えたい内容がダイレクトに伝わります。リアルが伝わることで、読み手に信頼感を与えることができます。
一方でイラストはトーンやテイストによって与える印象を変えることができます。クリエイティブなイメージを与えたりアットホームな印象にしたりするなど、制作側の意図によって自由にイメージを変えることができます。
採用パンフレットにおける比較
それでは、採用パンフレットで写真とイラストを用いる場合の特徴について比較してみましょう。
写真の場合
写真を活用するメリットは、企業のリアルがよくわかる点です。例えばオフィスや工場など、採用されたら実際に働くことになる企業の様子がダイレクトに伝わるため、イメージがしやすくなります。
また、インタビューなどで社員の写真が掲載されていると、親しみを持ちやすくなります。
デメリットとしては、掲載写真の内容に変更があった場合、写真の差し替えをする必要があることです。インタビューで掲載していた社員が退職したり、掲載していたオフィスが移転して新しくなったなど、写真の内容が変わった場合はその都度変更する必要があります。写真を撮り直すなどの手間が発生するでしょう。
写真を用いた採用パンフレットの一例
採用のターゲットに合わせて、商品の写真を多く用いています。また、工場の様子などを写真で掲載することで、働く場所がイメージしやすくなっています。
イラストの場合
イラストは、自由度が高い点が魅力的といえます。掲載内容が変わった場合でも、イラストを変更しなければならないという手間は少ないかもしれません。
また、イラストのトーンによって企業のイメージをつくることができます。ポップなイメージやスタイリッシュなイメージ、かわいい系やかっこいい系など、様々なテイストで作成することができます。訴求したい求職者向けにトーンを分けることもできるでしょう。
デメリットとしては、リアルが伝わりにくいという点です。イラストは読み手の想像力に任せることになり、企業の実際の様子が伝わりにくい場合があります。
イラストを用いた採用パンフレットの一例
メインターゲットを女子学生に設定し、イラストでやわらかい雰囲気になるように制作しています。また、企業名を連想させるカラーで制作することによって、学生の印象に残りやすいパンフレットとなっています。
まとめ
写真もイラストもそれぞれに特徴があり、制作する目的によってどちらがより適しているかが変わります。それぞれの特徴を理解したうえで活用を検討してみてはいかがでしょうか。
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