会社案内パンフレットと採用パンフレットは何が違う?

突然ですが、あなたの会社には採用パンフレットはありますか?
「会社案内のパンフレットならあるな…」「会社説明会ではいつも会社案内を渡している」といった企業様、採用パンフレットを作成してみませんか?
会社案内パンフレットと採用パンフレットは何が違うのか、詳しく解説します。

会社案内のためのパンフレット

会社案内パンフレットとは、その名の通り、「会社案内をするパンフレット」です。対象者は取引先の企業や求職者など多岐にわたります。営業活動を行う際に活用することが多く、会社の製品やサービスを紹介することがメインとなります。また、会社説明会や学校で配布するなど、採用活動での活用も可能です。
会社案内パンフレットには以下のような内容を掲載することが多いです。

・会社概要
・沿革
・代表挨拶
・事業内容
・取扱い商品

求職者のためのパンフレット

採用パンフレットとは、「求職者が求める情報を記載したパンフレット」です。会社案内パンフレットの内容に加えて、求職者向けの内容を記載します。

・採用メッセージ
・先輩社員インタビュー
・キャリアプラン
・福利厚生
・募集要項

どちらのパンフレットも「会社を紹介する」という趣旨は同じですが、会社案内パンフレットは「製品やサービスを紹介し売上につなげる」ことを目的とし、採用パンフレットは「この会社に入社したいと思ってもらう」ことを目的としています
会社案内パンフレットを採用活動時に活用することも可能ですが、より一層志望度を上げてもらうために採用パンフレットを作成するといいかもしれません。

採用パンフレットをつくるメリット

採用に特化した情報を載せることができる

先述したように、採用パンフレットに掲載する内容は求職者に向けた内容になります。どのような人材に入社してほしいかをふまえたうえで記載内容を考えることができます。

印象に残りやすくなる

企業の詳しい情報が掲載されている採用パンフレットを活用することで、求職者の印象に残りやすくなります。多くの企業を比較検討する求職者にとって、わかりやすいパンフレットや疑問点が解消できるパンフレットが手元にあると志望度が上がる可能性があります。

求職者向けのデザインにすることができる

会社案内パンフレットは、営業活動時など多岐にわたる活用機会があるため、全てに対応できるようなデザインにする必要があります。一方で採用パンフレットは採用活動時に活用するため、求職者向けのデザインにすることができます。

また、新卒向け、転職者向け、高校生向けといったように、対象者によってデザインを柔軟に変更することが可能です。

採用パンフレット作成の注意点

定期的な刷新が必要

例えば、社員インタビューを掲載したあとに、その社員が異動したり退職した場合、内容を修正する必要が出てきます。また、掲載している内容が自社の現在の状況と合っているか、定期的な確認と刷新が必要となります。

コストがかかる

会社案内パンフレットとは別で採用パンフレットを作成する場合、その分のコストがかかります。また、対象者によってパンフレットを分ける場合はその分の内容やデザインを考える時間や制作費用がかかります。

まとめ

会社案内パンフレットと採用パンフレットは、内容が似ている部分もありますが目的が異なります。求職者向けに配布するパンフレットが欲しいという企業様は、採用パンフレットを作成してみてはいかがでしょうか。

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