採用LPとは?【後編】メリット、デメリット
前編では、採用サイトと採用LPの違いについて取り上げました。
採用LPの特徴が分かったところで、採用LPを制作するメリットとデメリットを見ていきましょう。
【前編】採用サイトと採用LPの違いについてはこちら
メリット
ターゲットを絞り込み応募率アップ
採用LPは特定の職種やイベントに特化した情報を掲載することが多いため、ターゲット層を明確に絞り込むことができます。たとえば、「営業職募集」や「エンジニア向け求人」といった、明確なテーマでページを構成することで、その職種に興味がある求職者をターゲットにできます。
明確なターゲティングが可能であるため、応募者がより関心を持ちやすく、結果として応募率が高まることが期待されます。
シンプルでわかりやすいデザイン
採用LPはシンプルで直感的なデザインが特徴です。ページの構成が少なく、訪問者が必要な情報にすぐアクセスできるため、ユーザーにとってはストレスなく情報を得ることができます。また、重要な情報に焦点を当てることができるため、応募者にとってわかりやすく、応募へのアクションを促しやすくなります。
応募までの導線がスムーズ
採用LPは、その設計上、訪問者に対してすぐにアクションにつなげることが可能です。ページには応募フォームやエントリーボタンが目立つ位置に配置されており、訪問者はLPを閲覧した流れで応募することができます。また、ページの内容も簡潔で、応募に必要な情報を簡単に理解できるため、応募フォームへの導線がスムーズになります。
コストが低い
1ページのLP制作は、採用サイトを制作するよりもコストを抑えられます。例えば、「元々採用サイトはあるけれど、中途採用に特化した採用ページを作りたい。でも費用は抑えたい」といった要望にも応えられます。
制作期間が短い
ページ数が少ないため、採用サイトに比べて制作期間が短くなります。早く採用ページを作りたい場合に向いています。
スマートフォンとの相性が良い
LPのページは縦にスクロールすることで完結するため、スマートフォンとの相性が良いことが特徴です。スマートフォンで情報収集をすることが多い求職者にとって、見やすいサイトになります。
デメリット
情報量に制限がある
採用LPは情報を簡潔にまとめているため、企業の詳細情報(企業文化や福利厚生、キャリアパスなど)を伝えるには限界があります。企業の文化や価値観をしっかりと伝えるためには、採用サイトなどのより詳細な情報提供を行う媒体が必要となるでしょう。
求職者が他の情報も求める場合、別のページに誘導する必要が出てきますが、そうした誘導がうまくいかない場合、情報不足と感じる求職者も出てくる可能性があります。
ストーリー性が求められる
採用LPは限られた情報となるため、ページに高い説得力と魅力を持つ必要があります。ターゲット層に刺さるメッセージが不十分であったり、訴求力の弱いデザインになっていると、応募者にアクションを促すことができず、効果が薄れてしまう場合があります。
まとめ
採用LPはターゲットを絞った高い効果を得られる一方で、情報量の制限や構成の工夫が重要という面もあります。特徴を理解したうえで、活用を検討してみてはいかがでしょうか。
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