転職者向けの採用パンフレットを作成したい!制作のポイントをご紹介
採用パンフレットは、会社説明会や面接の際に活用することが多く、会社の顔となる重要なツールです。新卒向けに作成するイメージが強い採用パンフレットですが、転職者向けにも採用パンフレットを作成してみてはいかがでしょうか。今回は、転職者向けの採用パンフレットについて解説します。
採用パンフレットはなぜ必要?
採用活動を行うにあたっては、採用サイト、採用パンフレット、採用動画など様々なツールがあります。この中で、採用パンフレットはどのような場面で必要となるのでしょうか。
会社説明会や合同説明会、転職フェアなどで配布
紙のパンフレットは主に説明会で配布する場面が多いです。特に合同説明会や転職フェアでは、まだ企業への志望度が低い段階で、求職者がパンフレットを目にすることがあります。
この段階で求職者の印象にどのくらい残るかによって、求職者が採用選考へと進む割合が変わることもあるため、採用において重要なツールだと言えます。
企業情報を端的に表現するツール
採用パンフレットは、ページ数が限られているため、内容を吟味する必要があります。厳選した情報を記載しているので、どのような企業なのかを端的に表すことができます。
膨大な情報の中で就職・転職活動をする求職者にとって、わかりやすくまとまっている採用パンフレットがあると、企業のことを思い出してもらいやすくなります。
新卒向けのパンフレットと何が違う?
採用パンフレットというと、新卒向けのパンフレットや新卒・転職者兼用の採用パンフレットもありますが、転職者向けのパンフレットはそれらとは何が違うのでしょうか。
ターゲット層
新卒向けのパンフレットは、大学生や大学院生を対象としています。年齢層も限定されているため、比較的アプローチの仕方が定まりやすいことが特徴です。
一方で転職者向けのパンフレットは、年齢層が幅広くなるため、求める人材に合わせた的確なアプローチを考える必要があります。
記載内容
新卒者と転職者では、企業を選ぶ際に見ているポイントが異なります。パンフレットにはニーズに合った内容を載せる必要があります。以前のブログで、新卒者と転職者が企業のどこを見ているのかをご紹介しています。パンフレット制作においても、求職者が求めている情報に注目して記載すると、志望度が高くなる可能性があります。
新卒向けのパンフレットは、初めて社会人として働くにあたって、職場環境ややりがいがわかりやすく書かれていると、働くイメージがつきやすくなります。
転職者は、前職と比べて自分の希望の仕事ができるのかという視点で見ていることが多いため、仕事内容がより重要視されます。また、キャリアや福利厚生についても、これまでの経験を踏まえて考慮する場合が多く、より具体的に記載されていると好印象を与えることができます。
転職者向けパンフレットの制作のポイント
新卒向けのパンフレットとの違いがわかったところで、転職者向けのパンフレット制作のポイントをご紹介します。
ページ数
求める人材やパンフレットを活用する場面によって最適なページ数は異なります。
・少ないページ数で内容を厳選し印象に残りやすくする
・ページ数を充実させ社員インタビューや福利厚生などを詳細に記載し疑問点を解消する
上記のような違いがあるため、目的に合わせて検討しましょう。
デザイン
ターゲットに合わせたデザインや企業のイメージを表現したデザインなどで求職者の印象に残るように工夫しましょう。
内容
仕事内容はもちろんのこと、中途で入社した社員のキャリアビジョンや社員インタビューを記載すると、入社後のイメージがつきやすくなります。転職者が重要視しているポイントを重点的に記載しましょう。
ビットセンスの事例
ビットセンスでも、転職者向けの採用パンフレットを作成しています。
事例を二つご紹介します。
機械設計関連企業様
未経験の方も積極的に募集をしている企業様です。親しみを持ちやすいように、イラストベースで作成しています。先輩社員のインタビューを載せることで、入社後の仕事やキャリアについて、想像しやすくなるような構成となっています。
制作実績はこちら
IT関連企業様
キャリア層に合わせたデザインかつ企業のイメージに合うように、全体的に落ち着いたトーンにしています。シンプルなデザインながらも、情報を分かりやすく取り入れています。
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まとめ
求める人材に合わせて採用パンフレットを作成することで、採用活動を円滑に進めることができます。また、一度作成したら終わりではなく、年度ごとに変えたりするなど、採用活動の結果や採用の動向などを踏まえてアップデートしていくことが必要です。
ビットセンスでは、採用ツールを通した最適な情報発信の方法をご案内しています。お気軽にご相談ください。