企業の認知度を高めて採用活動をしよう
日本にある企業のうち、99.7%が中小企業と言われています。大企業であれば、企業名を聞いたことがあるという人も多いかもしれませんが、中小企業ではなかなか認知度が上がらないこともあります。認知度は、採用においてどのように影響するのでしょうか。今回は、企業の認知度を高める取り組みをご紹介します。
認知度はどのくらい重要?
ある調査では、学生が就職先で重視するポイントとして、「有意義な仕事であること」「自己成長ができること」を挙げる学生が7割近くいる一方で、「知名度」を挙げる学生は7%と低いです。このことから、就職先選びにおいて企業の認知度はそれほど重要視されていません。
しかし、別の調査では、合同説明会などでブースに立ち寄るきっかけとなったのは「知っている社名だった」と回答する割合が最も多いという結果になっています。
実際に就職先を選ぶうえで知名度はあまり重要視されないかもしれませんが、その前段階の「企業を見つけてもらう」という点で認知度を上げることが重要といえることがわかります。
参考:「就職活動と長期インターンシップに関する調査」ウォンテッドリー株式会社(2022年)
「就職活動における企業知名度と採用動画の影響に関する実態調査」ノーテッド株式会社(2023年)https://nofilter.work/
自社の認知度を高めるには?
採用サイトで情報発信
自社でできる取り組みとして、採用サイトで情報発信することがあげられます。採用サイトの更新が止まっていたり、デザインが古かったりすると応募が集まらない可能性があります。自社の採用サイトを見直し、リニューアルをしたり更新の頻度を上げることなどを検討しましょう。
採用サイトについての記事はこちら
オウンドメディア
採用サイトよりも更新頻度が高いオウンドメディアも認知度を高めるのに効果的です。情報が資産として蓄積されるため、長く続けることで求職者に見つけてもらえる可能性が高くなります。
オウンドメディアについての記事はこちら
イベントに参加
合同企業説明会や転職フェアに参加することで、参加者が自社のことを知るきっかけになります。企業のイメージに合ったパンフレットやパワーポイントを活用すると、求職者の印象に残りやすくなります。
パンフレットについての記事はこちら
パワーポイントについての記事はこちら
Youtube
4割近くの就活生がYoutubeで企業名を検索したことがあるという調査結果もあり、Youtubeに動画を流すことも効果的です。短時間で印象づける動画や、仕事ドキュメントや座談会など求職者の興味を引くようなコンテンツにするなど工夫しましょう。
動画についての記事はこちら
参考:「就職活動における企業知名度と採用動画の影響に関する実態調査」ノーテッド株式会社(2023年)
スカウトメール
気になる人材に企業が直接メールを送付する採用方法です。メールを受け取った求職者が自社を知るきっかけとなり、潜在層にも訴求することができます。
スカウトメールについての記事はこちら
採用ポスター
駅や商業施設、学校などに掲載するポスターは、多くの人の目に触れるため、認知拡大効果が高いです。ポスターを見て興味をもった求職者からの応募の増加を目指します。
採用ポスターについての記事はこちら
まとめ
認知度を高めるには地道に取り組むことが重要です。すぐに結果が出るわけではありませんが、長期的に見て採用活動に生きてきます。まずは取り組めることから始めてみてはいかがでしょうか。
ビットセンスでは、採用ツールを通した最適な情報発信の方法をご案内しています。お気軽にご相談ください。